世界遺産・石見銀山遺跡(大田市大森町)の岩石をハンマーでたたいて採取していたという事件がありました。
卒業論文の研究のためだったが、
文化庁の許可を得ていなかったということで
大田市は「あってはならない」と深刻に受け止め、
山中にある遺跡のパトロールを強化するという。
詳細はこちら→(以下引用)
同市石見銀山課は、大学や研究機関などの学術調査の場合、(毎日jp)(改行は管理人による)
事前に申告し許認可されれば、転石を拾うなどのほか、
一定の範囲内で岩石の採取は可能と説明。
しかし、文化財そのものに手を付けることは許されず、
今回は無断採取した上に
「文化財の遺構を傷つけたことが問題」
と眉(まゆ)を曇らせる。
発覚後の先月25日、学生と指導教員が同市に謝罪。
持ち帰った石は今月9日にすべて返却したという。
今後は遺跡内のパトロール体制を強化する。
市では現在、来春の完成を目標に、
仙ノ山周辺で遊歩道の整備計画が進行中。
完成すると入山が容易になり、
一般観光客の増加が見込まれる。
同課は
「遺跡内では、石ころ一つ持ち帰ることは許されない。
来訪者のマナーの徹底を図る必要がある」
と気を入れ直している。
研究熱心とはいえ、これはいけません。
「世界遺産」の破壊といえば、
今月初めには白神山地でブナが確認されただけで
35本傷つけられるという事件がありましたし、
今月9日には同じく世界遺産の熊野古道大辺路の「長井坂」で、
古道沿いの木が伐採されていることが確認されています。
世界遺産は保全を目的として登録されるもの。
保全のために観光開発が中止されたり、
林業ができなくなったりと
地域住民の生活を逼迫させることもあります。
また、逆に観光地化が進み、
地域住民と観光客との摩擦が
起きてしまう場合もあります。
(白川郷や五箇山は観光客が急増)
「世界遺産」の破壊もこのような背景があるのかもしれません。
(愉快犯だとしたら救いようがありません…)
世界遺産に登録されることが
即よいことにつながるわけではないことも
理解しておくべきでしょう。
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